しばらくぶりです。ヒモのです。すっかり桜も散りまして、今はさくらはさくらでもさくらんぼの花の方が綺麗な白い花を咲かせております。今回も今回は焼酎に関してのレビューとなります。
 
「お前、減酒したんじゃないのかよ」
 
と言われると返す言葉もございませんが、今日も元気に呑んでます。

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 さてさて、では今回の代物ですが、明利酒類株式会社様から販売されている『本格干し芋焼酎・漫遊記』という芋焼酎で、製法が面白いと思い大洗の地(この辺がオタクっぽい)で購入しました。なんでも、芋焼酎であっても一度干し芋として加工されたものを再び戻して蒸留しているそうで、ひと手間かかっております。ちなみに、馴染みのない方に説明をしますと、干し芋というのは北関東を中心に販売されている保存食で、全国各地で作られてはいますが、茨城県が8割以上占めていて、紅あずまや高系という品種のさつまいもで作られたものが多く流通しています。古くから生産されているもので日露戦争時には野戦食としても活用されたそうです。近年では、健康ブームや某戦車アニメのちんまい会長が食べていることから見直され、オタクや女性からも支持を得ています。皆さんの近所にあるスーパーマーケットなどでも干し芋は置いてあると思いますが、さつまいもの生産地はかなり限られているので、どこから流れてきた芋なのかチェックしてみましょう。

干し芋に関しての記事ではないのでこの程度に抑えて、早速レビューをしたいと思います。

①風味:
 芋焼酎としては一般的な香りではあるが、かなり甘い香りがします。「干し芋を原料として作っている」というパッケージによる先入観から来ているかもしれませんが、このお酒を購入した当時、まだあまり焼酎を飲んでいなかった私でもすいすい飲めてしまいました。危ないalc.25%ダヨ...)。

②呑み方:
 私はどんなお酒でも最初は必ずストレート常温で一口飲むのですが、これはそのままでもかなりおいしいです。焼酎から甘い香りが漂っているのでこれからの季節、ロックで飲むのがおいしいかもしれません。ただ私は「焼酎と言ったらお湯割り」の人間でいつもグラスに対して1:1で飲んでおります。水割りの方が香りがしっかり飛んで楽しめそうな気もしますが、私はあんまり冷たいもの飲むとおなかを壊してしまうのであったかいのがいいです。

③総合評価:
 通販でも取り扱われているのと、値段も1,300円ほどというお手軽価格、悪酔いや瓶の可愛いビジュアルも含めて高評価としたい。勿論、ハードリカーのものは高ければ美味しいというのが一般的であるし、私だって好きだ。しかし、みんながみんなそんなお金をポンと出せるわけもなく、私のような貧乏人がそれなりに楽しむ方法としては、①入手がしやすいか ②美味しいか ③高すぎないか のバランスから評価を下している節があることはこの場をお借りして提示しておきたいと思う。

【まとめ】

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  (上記画像:茨城県水戸市大洗町市街にて撮影)
 
 今回のお酒は大洗観光(n回目)の際に購入した土産ものである(写真の干物屋の対面がドゥーチェとかいう私信)。一緒に行った某Z氏(ツイのオタク)は嬉々として『桂利奈』という日本酒を購入するオタクであったが、私は以前もうそれを飲んでしまっていたので土地のものが欲しいと思い、店の夫婦に尋ねたところ「面白い焼酎があるからどうか」と勧められたのがきっかけである。この一件で焼酎にも手を出し始め、最近では芋焼酎を中心にちょこちょこ呑んでおり(安物ではありますが、『魔界への誘い』と『鬼火』を購入しました。どちらも芋です)、焼酎への興味を広げる良い機会になった。また、今回紹介したお酒の販売ページと干し芋のデータに関して参考にした出典を以下に記載しておくので、よかったら確認してみて欲しい。

 毎度のことながら当方、お酒レビューに関しては随時閲覧者からのお酒の紹介もお待ちしております。私のTwitterや記事のコメント欄あたりに銘柄や飲み方調査の希望を書いて伝えてくれれば反応したいと思います(ただ、ご存じの通り、筆者は気まぐれなので過度な期待は避けましょう)。

花見の季節は終わってしまいましたが、これから暖かくなりBBQなどで飲酒をする楽しみも出てくることでしょうが、くれぐれも皆様、お酒とは良いお付き合いを。

【参考ページ】
ほしいも百科事典 ←産地の情報から食べ方のデータまでかなり詳しく出てます。